光陰矢のごとし 青年老い易く 学成り難し
時は無情にも速く行き過ぎ日一日を精一杯生きているつもりでも、与えられた時間では足りなさそうで、どれだけの仕事をしてきたと言えるのか・・・あーそれが問題だ。
なーんちゃって、でも本当に先日のように思える母校への訪問もすでに随分の時間が流れました。
名寄市民大学30周年講演会にお招きを頂き出かけてきました。その後
後輩が待つ大学を訪問してまいりました、40年ほど前に学んだ校舎の面影もなく、整備された綺麗で温かな教室。
後輩は今の教育カリキュラムに対しての不安も語り、受け入れる側としての卒業時のレベルの話にも及びました。
学びの質は設備ではなく、内容であり社会に出て役に立つ授業を受けることが望まれますが、現実はまるでかけ離れたものであることを知ることになりました。
栄養士の免許を取るための学びにもかかわらず、調理実習の時間が極端に少ないのです。1,2年生は一週間に一回の料理実習があるものの3年生になると集団給食授業が一年かを通して5回ほどしかないというのです。4年生になると実習時間はまるでありません、栄養の勉強をして調理して提供するまでが仕事ですが、まるで作れない管理栄養士が社会に出ることになります。
そのような人に不都合になったときの食事を任せられるのでしょうか?
学生自身が大変な不安を抱えています。
大切なのは食材をその人の体に合わせ食べられる料理にすることなのではないでしょうか?
数年前から学校現場の先生方から疑問の声を聞いていましたが、ただでさえ家の料理を作らないで育った子が、管理栄養士になったところで何ができるというのでしょう。
このような教育の現実はいかにしたら良いのでしょう。
国の機関が決め各学校がその通理のカリキュラムで授業を行うのですが
皆さんはどうお考えですか?
机の授業と同様においしい料理を作れる管理栄養士が必要と思いませんか?